ページタイトル:原のタブノキ 当サイトのシンボル

画像:原のタブノキ_1

画像:原のタブノキ_2
名称 原のタブノキ (はるのたぶのき)
名称の典拠 なし
樹種 タブノキ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 8.9m(注1) 実際はもっと細い
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 鹿児島県南さつま市大浦町(原)(注2)
 〃 3次メッシュコード 4730−01−38
 〃 緯度・経度 北緯31度21分45.7秒
           東経130度13分43.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2009年7月29日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注2)2005年11月7日、1市4町が合併して南さつま市誕生。旧行政区は川辺郡大浦町





 西南戦争の激戦地田原坂(たばるざか)で知られるように、九州では「原」をしばしば「はる」と読む。タブノキの集落名も原(はる)である。
 県道272号の西側、少し高い所に立っている。(県道のすぐそばなのだが、わかりにくいかも知れない)
 竹藪の一角が切り開かれていて、そこに石祠やら墓石やらがある。近所のどなたかの家の霊地であるようだ。
 タブノキも、竹と一緒に、空間の周縁部に立っている。神聖な場所を見守っているかのよう。
 8.9mの幹囲データに胸躍らせて訪れたのだが、残念ながらデータほど太くはなかった。測定したわけでないので確かなことは言えないが、実際は目通り5〜6mというところでなかろうか。
 しかし、このあたりでは貴重なタブノキ巨木である。木の雰囲気も悪くない。「ガッカリした」という気持ちにはならなかった。
 
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