ページタイトル:天王桜 当サイトのシンボルマーク

画像:天王桜_1

画像:天王桜_2
名称 天王桜 (てんのうざくら)
名称の典拠 現地における昔からの呼称(注1)
樹種 オオヤマザクラ
樹高 12m(注2)
目通り幹囲 5.3m(注2)
推定樹齢 300年(注3)
所在地の地名 群馬県利根郡片品村針山
 〃 3次メッシュコード 5539−11−04
 〃 緯度・経度 北緯36度45分33.2秒
           東経139度10分39.7秒
群馬県指定天然記念物(2011年9月20日指定)
撮影年月日 2021年4月24日

注1)天然記念物としての名称は「針山の天王ザクラ」。2013年3月に片品村教育委員会と群馬県教育委員会が連名で設置した案内板にもその名が記されている
注2)環境省巨樹データベース(2007年度調査)による
注3)上記案内板による





 関越自動車道沼田インターチェンジの東方で国道120号と別れ、県道64号(平川横塚線)を片品村に向かう。この県道は「奥利根ゆけむり街道」の愛称を持つ。
 川場(かわば)温泉、武尊(ほたか)温泉を通過し、町村界の背嶺(せみね)トンネルを過ぎると片品村である。
 トンネルを出てから道なりに約3.1km。天王桜の案内表示が出ていた。案内に従って左折、坂を登って行くと針山の集落に至る。
 天王桜は私有物の桜である。しかし、自由に見学出来るばかりか、観光客のために無料駐車場まで用意して下さっている。集落を挙げてのおもてなしに感謝。
 桜の根元にある小さな石祠は、千明勇右ェ門氏が文化15年(1818)に祀ったもので、「天王様」と呼ばれているらしい。それが樹名の由来とのこと。(上記案内板による)
 推定樹齢300年ということだが、大きな美しい樹冠をもち、元気が良い。1本の支柱の助けも借りてはいない。すばらしい大桜だ。
 オオヤマザクラとしては、多分全国で最も有名な桜だと思うが、それも肯ける。
 いろんな角度から眺めつつ、一時間近く日差しを待った。しかし、ついに陽光に輝く姿を見ることはできなかった。それだけが残念。
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