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注1)設置者および設置年月不詳
注2)八十二文化財団ホームページ「長野県の文化財」による
注3)2005年1月1日、長野市に編入合併。旧行政区は上水内郡戸隠村
注4)すぐ傍に立つマユミとともに「原山稲荷社のマユミ・イチイ」として指定された
旧戸隠村役場から楠川の支流諸沢の谷を一つ越えたところに、緩やかな勾配をもった高原の農地が広がっている。その先は楠川の谷だが、その少し手前にこの木が立っている。(写真の背景は飯縄山=1917m)
稲荷社の境内とはいえ、石の祠があるだけなので、神社を目印にすることは出来ないが、とにかく高原にポツンと立っているので、近くまで行けば見落とすことはない。
冬にはずいぶん気温が下がることだろう。吹雪も吹き荒れるに違いない。大きさはそれほどの巨木でもないが、白一色の雪原で、過酷な冬にジッと耐える姿を想像すると、孤高の精神が形を持ったもののように思えてきた。 |
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