ページタイトル:払沢のヒメバラモミ 当サイトのシンボル

画像:払沢のヒメバラモミ 名称 払沢のヒメバラモミ (はらいざわのひめばらもみ)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 ヒメバラモミ
樹高 29m(注2)
目通り幹囲 3.9m(注2)
推定樹齢 400年以上(注3)
所在地の地名 長野県諏訪郡原村払沢
 〃 3次メッシュコード 5338−71−58
 〃 緯度・経度 北緯35度57分48.7秒
           東経138度13分38.9秒
原村指定天然記念物(1972年4月1日指定)
撮影年月日 2017年4月23日
注1)天然記念物指定名称は単に「ひめばらもみ」。それでは他と区別できないので、私のサイトでは地名を冠して呼ぶことにした
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注3)1989年3月に原村教育委員会が設置した案内板による





 ヒメバラモミは日本固有種で、八ヶ岳周辺にだけ分布する珍しい樹木であり、しかも絶滅危惧IB類(カテゴリーEN)に分類される希少種らしい。(カテゴリーENとは、「近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの」)
 原村は八ヶ岳西麓の村である。そこに、数少ないヒメバラモミ巨木の1本が立っている。
 位置は、八ヶ岳の最高峰赤岳(2899m)の西方約13km。原小学校の東約800m。県道17号(茅野北杜韮崎線)「中央公園入口」信号の東南東約170m。大早川右岸。地理院地図で寺院マークが描かれている地点の近く。
 双幹のヒメバラモミである。
 巨木としては、それほどのインパクトはないが、ヒメバラモミ一族のなかでは、八ヶ岳東麓の雄を樋沢のヒメバラモミだとすれば、こちらは西麓の雄である。
 両雄競い合って長生きしてもらいたいと思う。
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