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画像:原のシダレザクラ(全景) 名称 原のシダレザクラ
    (はらのしだれざくら)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 28m(注2)
目通り幹囲 5m(注2)
推定樹齢 500年(注2)
所在地の地名 山形県西置賜郡白鷹町浅立字小屋館
 
〃 3次メッシュコード
       5740−10−76
 
〃 緯度・経度
       北緯38度09分05.0秒
       東経140度04分29.1秒
白鷹町指定天然記念物(1997年3月24日指定)
撮影年月日 2005年4月30日
画像:原のシダレザクラ  
注1)白鷹町教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)現地の案内板による





 国道287号から少し東に入った丘陵の裾に立つシダレザクラの独立木。
 横に伸びる大枝がないので、全体にほっそりした感じだ。訪れたときは最盛期をちょっと過ぎてしまったようで、頂部は満開だったが、下部は葉桜になりかけていた。
 サクラの手前の畑が1枚、観光客に開放されている。栽培されたトウナを自由に摘んでよい旨の表示があった。
 実際に、数名の女性が申し出を喜び、畑に入って摘んでいた。交わし合う声が、かすかに私の所まで届く。快晴の土曜日ではあったが、他には誰もいない。
 シダレザクラの周囲には、時間がゆったりと流れているように感じた。
 青菜摘みは遠慮させてもらった私も、なにか、つい嬉しくなってしまった。

※なかなかの大桜だったのだが、その後枯死してしまったようで、今はもう花を見ることは出来ない。(2021/11/27追記)
 
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