ページタイトル:埴土神社のトチの木 当サイトのシンボルマーク

画像:埴土神社のトチの木(幹と並ぶ)

画像:埴土神社のトチの木_2
名称 埴土神社のトチの木 (はにじんじゃのとちのき)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 トチノキ
樹高 28m(注2)
目通り幹囲 4.9m(注3)
推定樹齢 不明
所在地の地名 岐阜県飛騨市河合町羽根(注4)
 〃 3次メッシュコード 5437−30−55
 〃 緯度・経度 北緯36度17分41.4秒
           東経137度03分52.9秒
飛騨市指定天然記念物(1967年2月1日指定)
撮影年月日 2020年6月21日

注1)旧河合村教育委員会が設置。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注3)高地側地表面から1.3mの高さで幹囲を実測
注4)2004年2月1日、吉城郡内の4町が合併して飛騨市誕生。旧行政区は吉城郡河合村





 白川郷荻町の合掌造り集落と飛騨市河合町を結ぶ国道が360号だ。(市境の天生峠(あもうとうげ)付近は冬期、と言っても一年のうちのかなりの期間が通行できないので注意) その国道360号沿いに羽根集落がある。
 集落の中程、山側に埴土神社が鎮座。岐阜県神社庁の神社紹介ページで読み方を確認すると、「はにじんじゃ」と読むらしい。「土」の文字には音が当てられていないようだ。
 参道石段の途中、石段の両側にスギとトチノキの巨木が並んで立つ(向かって左がトチノキ)。いずれも神木とされているようで、幹に注連縄がつけられている。(ともに飛騨市指定天然記念物)
 環境省データベースによる幹囲データは468cm。これは1988年の報告値である。それから30年以上を経て、5mくらいになっているかな? と期待を込めての訪問だった。
 実測値は488cm。5mにはちょっと足りない。紹介するのは見送りにするかとも思ったのだが、上図のように、スギと並ぶ姿には捨てがたいものがある。相棒のスギも「技あり」ということで、「合わせて一本」とさせてもらった。(スギは幹囲実測値450cm)
 神社に着いたとき、まず目にするのは石段下から見上げる姿である。そのときの印象はなかなかのもの。
 お会いになって、「なんだ、こんなものか」ということにはならないだろうと思われる。
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