ページタイトル:貴布禰神社のクスノキ 当サイトのシンボル

画像:貴布禰神社のクスノキ

名称 貴布禰神社のクスノキ
    (きぶねじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 17m(注1)
目通り幹囲 5.3m(注1)
推定樹齢 350〜400年(注2)
所在地の地名 静岡県浜松市浜北区貴布祢(注3)
 〃 3次メッシュコード 5237−16−42
 〃 緯度・経度 北緯34度47分39.7秒
           東経137度46分57.9秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2011年12月25日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)保存樹木に指定されたことを示す現地の案内板による(浜松市が設置)
注3)2005年7月1日、浜松市に合併。旧行政区は浜北市





 遠州鉄道浜北駅の北方、浜北文化センターの大きな建物の西にくっつくようなかたちで貴布禰神社が鎮座している。
 貴布禰神社が当地に勧請された時期については不詳だが、この地を木舟村と称したことからも、この土地とともに発展してきたことがうかがわれる。社領が36石余りあったそうだから、かなり大きな神社だったようだ。
 神亀3年(726)の大洪水で流出したとも伝えられているようだ。その頃の伝承を鵜呑みにすることは出来ないだろうが、かなり古い昔から神社があったのだろう。
 時とともに人々の知識も増え、合理主義の時代になって、次第に神仏の影響力も小さくなってきた。いまは、文化センターを目印に、神社を訪ねる状況である。
 浜松市保存樹木第60号のクスノキは、拝殿に向かって右手前。
 拝殿側にやや斜上して立ち上がり、途中から2幹に分かれている。この太さのクスノキにしては樹冠が小さく、ほっそりしているのは、建物に隣接して立つ立地条件によるのだろうか。
 ただ、現時点では、樹勢は悪くなさそうだ。
 
ボタン:静岡県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る