ページタイトル:箱崎神社のアカマツ 当サイトのシンボルマーク

画像:箱崎神社のアカマツ 名称 箱崎神社のアカマツ
    (はこざきじんじゃのあかまつ)
名称の典拠 なし
樹種 アカマツ
樹高 27m(注1)
目通り幹囲 4.3m(注1)
推定樹齢 300年(注1)
所在地の地名 岩手県釜石市箱崎町(箱崎)
 〃 3次メッシュコード 5841−77−83
 〃 緯度・経度 北緯39度19分37.0秒
           東経141度55分01.3秒
釜石市指定天然記念物(2011年2月24日、「箱崎神社境内林」として社叢全体を一括指定)
撮影年月日 2017年5月13日

注1)「日本の松樹」による





 大槌湾(おおつちわん)と両石湾(りょういしわん)に挟まれて、東へ細長く突き出る半島が箱崎半島である。
 付け根の北側、鵜住居(うのすまい)から半島北岸に沿って東に向かうと、道なりに3km弱で箱崎トンネルを潜る。トンネルの先が箱崎だ。そのあたりに達すると、津波からの復旧成った箱崎漁港と、高台から漁港を見おろすように鎮座する箱崎神社のこんもり茂る森が見えてくる。
 この森がちょっとした巨木の森で、特大の巨木はないものの、釜石市公式ウェブサイトの文化財紹介ページによれば、「アカマツ、スギ、カツラ、ケヤキ、クロベ等で目通り周3.5m以上の樹木が17本確認できる」ということである。(しかし、何故か環境省巨樹データベースには1本も登録されていない)
 訪れた日は雨。風はなかったのだが、境内には急斜面の場所もあり、コウモリ傘片手では、動き回る範囲が限られるのもやむを得ない。(薄暗いなか、片手でもなんとか撮影できたのはデジタルカメラの恩恵の一つだ)
 左図はそのうち、双幹のアカマツ。
 ほかにもアカマツ巨木が多く見られ、ざっと見渡して、幹囲3m超の個体が5本以上はあるように思われたが、残念ながら、最大と思しきマツの近くは足場が悪そうで、根元に近づくことが出来なかった。
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