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名称 不動尊の大杉 (ふどうそんのおおすぎ)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 スギ
樹高 23m(注2)
目通り幹囲 5.3m(注2)
推定樹齢 400年(注2)
所在地の地名 群馬県吾妻郡東吾妻町箱島(注3)
〃 3次メッシュコード
〃 緯度・経度 北緯36度32分16秒
東経138度55分43秒
東吾妻町指定天然記念物(1973年3月23日指定)
撮影年月日 2015年9月29日
注1)設置者の確認を忘れたが、多分、旧東村教育委員会が設置したと思われる。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)琴寄融著「ぐんまの巨樹名花」による
注3)2006年3月27日、東村(あづまむら)と吾妻町(あがつままち)が合併して東吾妻町(ひがしあがつままち)誕生。旧行政区は吾妻郡東村
吾妻川(あがつまがわ)の小さな支流の一つに鳴沢川(なるさわがわ)がある。
左下図はその源流が作っている小さな滝である。この水が全て一つの湧水源から流れ出ていると聞けば、驚く人も多いのではなかろうか。
湧水の名は「箱島(はこじま)湧水」。旧環境庁が選定した「名水百選」にも選ばれている。
近くに不動堂が建てられ、湧水口の近くにスギとケヤキの巨木が各1本。水は、大杉の根元から湧いているように見える。
東吾妻町の資料によると、大杉の所有者は原町にある浄土宗善導寺となっている。湧水も善導寺が所有するのかどうか知らないが、水汲みは自由。リピーターが多く、湧水駐車場まである。ただし、ちょっと歩かなければならないので、訪ねる時はそのおつもりで。
見た感じ、大杉はデータより細いように思われた。ただし実測したわけではないので、私の勘違いかも知れない。
すらっとしたオモテスギのタイプで、根元の湧水による高湿度のためか、上の方まで幹が緑色に染まっている。
ケヤキの方は天然記念物ではないが、こちらもなかなかのものである。 |
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