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名称 栃木連理木 (とちのきれんりぼく)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 トチノキ
樹高 13m(注2)
目通り幹囲 5.9m(注2) 根元回り
推定樹齢 800年以上(注2)
所在地の地名 北海道函館市石倉町
〃 3次メッシュコード 6240−56−38
〃 緯度・経度 北緯41度46分43.1秒
東経140度51分08.0秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2019年6月16日
注1)北海道の「記念保護樹木」に選ばれたことを示す案内板。北海道が設置(設置年月不詳)
注2)今田秀樹著「2018 北海道の巨樹・名木150選」による
全国には幹囲が10mにもなろうとする巨大トチノキがあって驚かされるが、出会いの際のインパクトで言えば、このトチノキだって負けてはいない。
幹が上に伸びず、横に広がって、地面に付き、さらにそこからまだ先に延びている。オオバコやタンポポのように、葉が上に伸びず地上を放射状に広がる葉をロゼット葉というが、まるで巨大なロゼットのようなトチノキだ。
こんな姿のトチノキは、ほかで見たことがない。
案内板によれば、開拓使長官黒田清隆(くろだきよたか)も、巡視の際にこの木に感嘆して、世に伝えたといわれているらしい。さもありなんと思わせるようなトチノキである。
函館空港の東方、汐泊川(しおどまりがわ)沿いに走る道道879号(米原古川線)を海岸から北上すると、はじめ左岸を走っていた道道は、橡橋(とちのきばし)を渡って右岸側に移る。橋から200m強、左手に「橡木山白木神社参道」と書いた案内看板が現れる。そこを左折して道なりに一番奥まで進むと、このトチノキに会うことが出来る。 |
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