ページタイトル:一ノ堰羽黒墓地の種蒔桜 当サイトのシンボル

画像:一ノ堰羽黒墓地の種蒔桜_1

画像:一ノ堰羽黒墓地の種蒔桜(遠景)

画像:一ノ堰羽黒墓地の種蒔桜(全景1)
 ↑会津鉄道の車窓からはこの姿が見える

画像:一ノ堰羽黒墓地の種蒔桜_2
名称 一ノ堰羽黒墓地の種蒔桜
    (いちのせきはぐろぼちのたねまきざくら)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 12m(注2)
目通り幹囲 5.6m(注3)
推定樹齢 不明
所在地の地名 福島県会津若松市門田町一ノ堰字羽黒西
 〃 3次メッシュコード 5639−17−33
 〃 緯度・経度 北緯37度27分02.4秒
           東経139度54分49.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2010年4月30日

注1)平成13年度(2001年度)に、ここにあるエドヒガン2本が「自然景観指定緑地」第14号に指定されたことを示す案内板。会津若松市が設置(設置年月不詳)
注2)福島県公式WEBサイトのコンテンツ「さくら回廊あいづ」による
注3)高地側の上方1.3m地点の幹囲を実測





 水田の中に、一段高く、墓地が築かれている。その一角に2本のエドヒガンが立っている。この姿から、地元では「夫婦桜」と呼ぶこともあるようだ。
 夫婦とすれば、大きい方を夫としているのだろうが、2本は花色が少し異なり、大きい方が赤みが強い。婦の方も普通のサクラから見れば色が濃い方だが、ここでは夫に一歩譲る。赤ら顔の亭主に色白な奥さんといった組み合わせだ。


画像:一ノ堰羽黒墓地の種蒔桜(全景2)


 例年ならば4月中旬に咲いて、種籾の蒔き時を知らせてくれるのだが、2010年の春は、天候不順で開花がかなり遅れた。満開を待っての訪問である。
 お訪ねになるなら、羽黒集落にある六地蔵堂を目当てにされるといいだろう。地蔵堂の裏手を会津鉄道が通り、その先にサクラが立っている(もちろん六地蔵堂付近からサクラがよく見える)。100mほど南には踏切もある。
 巨木ぶりを鑑賞されるなら、鉄道とは反対の、西側から見るのがお薦め。東側からは、墓石が邪魔をして根元付近が見えない。
 西からだと、磐梯山を借景にした姿も見ることができる。
 
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