|
 |
|
名称 八王社のイチイガシ (はちおうしゃのいちいがし)
名称の典拠 「ふるさと熊本の樹木」登録名称
樹種 イチイガシ
樹高 不明
目通り幹囲 5.9m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 熊本県阿蘇郡西原村宮山(宮山)
〃 3次メッシュコード 4930−17−83
〃 緯度・経度 北緯32度49分22.4秒
東経130度54分57.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2026年3月17日
注1)このイチイガシを紹介して下さった「福岡の巨樹ファン」さんが西原村から得た資料に5.85mとあったとのこと
西原村役場から直線距離で南東に約1.8km。宮山(みややま)集落の西端付近に宮山神社が鎮座する。
宮山神社公式ウェブページと案内板の記述を総合すると、かつては八王社という名前で、現在地宮山の川下にあたる布田(ふた)の地にあったが、大雨による地滑りがお宮の近くで起きたため、享保20年(1735)に神社は宮山に移された。(享保20年の棟札が現存。その後、雨宮が祀られていた現在地に再度遷座。最初の遷座地は、今は水田になっているという)
布田の村民にしてみれば、宮山へは避難しただけで、自分たちの神様であることは変わらないと考えたものか、恒久的な遷座に反対する者もあったようで、50年に一度旧地に里帰りすることで遷宮を納得して貰ったようだ。それから300年近くを経た今も、その里帰り行事は続いているという。(昭和57年(1982)からは25年毎に里帰りすることになったらしい)
神社としては宮山神社が正式名称だが(神社本庁への登録名称も宗教法人登録の名称も「宮山神社」)、地元では旧名の八王社の名前で親しまれているようで、真新しい鳥居額も拝殿の額も「八王社」である。
宮山神社は平成28年の熊本地震で、社殿倒壊の大被害を受けた。現在の社殿は氏子の皆さんが力を合わせて再建したものである。
八王社本殿の左(向かって右)に雨宮神社の社殿が並び、一つの玉垣がそれらを囲んでいる。
イチイガシが立つのは雨宮神社の横。社叢の一員である。
大枝が折れた痕が空洞となり、古木の雰囲気を醸しているが、素人目に樹勢は悪くなさそうだ。
「ふるさと熊本の樹木」に登録されているくらいだから、きっとイチイガシも氏子さんから大切にされているに違いない。
末長く社叢の頭領として頑張ってもらいたいと思う。 |
|