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名称 八王子杉 (はちおうじすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 37m(注2)
目通り幹囲 6.5m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 岐阜県山県市葛原(八月)(注3)
〃 3次メッシュコード 5336−35−26
〃 緯度・経度 北緯35度36分11.0秒
東経136度42分08.1秒
山県市指定天然記念物(1988年2月26日指定)
撮影年月日 2011年6月5日
注1)山県市教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)上記案内板による
注3)2003年4月1日、山県郡内の2町1村が合併して山県市誕生。旧行政区は山県郡美山町
国道418号は福井県大野市から長野県飯田市に至る全長243kmの国道である。その全てが山間部を通ると言っても過言でなさそうだ。時にすれ違いが不可能なほど狭くなることもある。
ここ武儀川上流部も、そんなところ。広くなったり、狭くなったりしながら谷間を縫っている。住民にとっては唯一のルートであり、細い道にもかかわらず、大型バスが通る。
旧美山町役場から西北西に約5km、高台に立つ一本杉の姿が見えた(左下図。ガードレールがあるところが国道418号)。大杉は、どちら向きに国道を走っていても見える。当地のランドマークである。
この地は八月という名で、八月堂という名の観音堂がある。大杉はそのすぐ近く。
案内板によると、大倉神社の祭神須佐那男命(すさのおのみこと)とともに勧請した八王子の祠のもとに植えられたスギがこれだとされているらしい。大杉の後方にある小祠が八王子を祀る祠なのだろうか。
根元付近が漏斗形に大きく肥大するタイプのスギで、幹そのものはもう少し細いようだが、樹勢も良く、誇るに足る大杉だと思われる。 |
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