ページタイトル:八面神社のクスノキ 当サイトのシンボルマーク

画像:八面神社のクスノキ 名称 八面神社のクスノキ
    (はちめんじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 25m(注1) 今はずっと低い
目通り幹囲 5.6m(注2)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 静岡県富士市岩本字辻畑
 〃 3次メッシュコード 5238−65−00
 〃 緯度・経度 北緯35度10分29.4秒
           東経138度37分59.3秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2020年2月2日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注2)クスノキが立つ地表面から1.3mの高さで実測





 富士川(ふじかわ)左岸、東名高速道路(E1)と新東名高速道路(E1A)に挟まれて、岩本山(いわもとやま、標高193m)がある。山頂付近はなだらかな地形を利用した公園になっていて、富士市民にとって憩いの場所の一つなのだろうと思われる。
 南東麓には曹洞宗永源寺があって、その門前と言えそうな場所に八面神社が鎮座する。
 祭神はいわゆる竈神と呼ばれる3柱。「八面神社の由来に就いて」と題する案内板によれば、大永6年(1526)、『三宝大荒神として永源寺がお祭りし其の後明治の初めまで奉請した』ことが棟札に記されているらしい。神仏習合時には、実質的に寺が神社を維持したり、逆に神社が寺を維持したりすることも普通だったようだ。
 社殿後方、道路のすぐ近くにクスノキが立つ。
 こんな立地環境だから、大枝はすべて切り詰められ、クスノキ本来の姿ではないが、樹勢は悪くなさそうだ。
 幹囲を測定してみたら、環境省データ(1988年以前の測定値)よりもかなり大きくなっていた。
ボタン:静岡県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る