ページタイトル:羽場の大柊 当サイトのシンボルマーク

画像:羽場の大柊 名称 羽場の大柊 (はばのおおひいらぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ヒイラギ
樹高 12m(注2)
目通り幹囲 3.4m(注2)
推定樹齢 伝500年(注3)
所在地の地名 長野県飯田市羽場町3丁目
 〃 3次メッシュコード 5337−26−14
 〃 緯度・経度 北緯35度31分00.6秒
           東経137度48分13.8秒
飯田市指定天然記念物(1968年11月19日指定)
撮影年月日 2018年4月21日

注1)2006年10月1日に所有者一族関係者が設置。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)「信州の文化財検索」による
注3)上記案内板による





 JR飯田線切石(きりいし)駅の北西約700m。松川(まつかわ)左岸高台の住宅地に立つヒイラギ。
 上記案内板によると、室町12代将軍足利義澄(あしかがよしずみ)の頃、所有者家の氏神の神木として植えられたと言い伝えられているようだ。
 もとは現在地の北西50mほどのところにあったが、中央自動車道が通ることになって、現在地に移植。
 樹齢を経てからの移植は、ヒイラギにとっても負担であったことだろう。その後、樹木医による二度の治療を受けたということだが、往時の写真に比べると、ずいぶん規模が小さくなってしまったように思われる。
 今ではほぼ皮だけの姿になってしまったが、樹勢自体は悪くなさそうだ。老木が持つ威厳も失っていない。
 旧に復することは難しいかも知れないが、所有者ご一統の愛情に守られて、まだまだ長生き出来ることと思われる。
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