ページタイトル:行屋の桜 当サイトのシンボルマーク

画像:行屋の桜 名称 行屋の桜 (ぎょうやのさくら)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 17m(注2)
目通り幹囲 3.8m(注2)
推定樹齢 250年(注2)
所在地の地名 福島県福島市飯野町大久保(中護屋)(注3)
 〃 3次メッシュコード 5640−44−04
 〃 緯度・経度 北緯37度40分19.0秒
           東経140度33分17.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2024年4月5日

注1)2004年12月に合併前の飯野町教育委員会が設置
注2)上記案内板による
注3)2008年7月1日、福島市に合併。旧行政区は伊達郡飯野町





 福島市南東部、女神川(めがみがわ)右岸の斜面上、川俣町との市町界から100mほどのところ。耕作地に囲まれて咲く桜。
 大小2本の桜があり、小さい方が枝垂れていて、大きい方は枝垂れない。いずれも赤みの濃い花色で、小さい方がやや早く咲くようだ。訪ねた時は、それぞれ三分咲きと一分咲き。(大きい方が「行屋の桜」)
 案内板によると、宝暦(1751〜1764)の頃、ここに修験僧が籠もって修行したことがあり。その「行屋」が桜の木の下にあったことから、「行屋の桜」と呼ばれるようになったという。
 農道に車を停めて写真を撮っていると、近くで作業をしておられた男性が「ここに駐めていいよ」と声を掛けて下さった。見ると、駐車場の表示はないが、畑の一角がしっかり地固めしてある。お言葉に甘えてありがたく使わせていただいいた。
 当地に限らず、福島県の桜探訪では、見物客を温かく迎えていただけることが多い。
 美しいシダレザクラの数では福島県が圧倒的に日本一だと思うが、美しいのは桜だけではないようだ。
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