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名称 御前嶽神社のタブノキ
(ごぜんがたけじんじゃのたぶのき)
名称の典拠 なし
樹種 タブノキ
樹高 23m(注1)
目通り幹囲 5.3m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 大分県日田市前津江町柚木(田代)(注2)
〃 3次メッシュコード 4930−67−40
〃 緯度・経度 北緯33度12分25秒
東経130度52分42秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2011年7月31日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注2)2005年3月22日、日田市に編入。旧行政区は日田郡前津江村
福岡県の最高峰釈迦岳(1231m)は、大分県との県境の山だ。その稜線上(県境線でもある)、西北西に2kmほどのところに福岡県第二の高峰御前岳(1209m)が聳えている。
田代は、御前岳の北斜面、標高560mほどの高原にできた集落。
御前岳神社は集落の南端、つまり、もっとも御前岳に近く、もっとも標高の高い場所に鎮座している。当否は不明だが、元来は、御前岳山頂の神社の里宮、あるいは中宮だったのだろう。今も田代の人たちによって大切に守られているようだ。
ところで、目指すタブノキだが、本殿の右後方に立っていた。
予想していたより小さかったのは、大枝の大多数を既に失っているからだ。(残された枝は元気が良さそうに見える)
駐車場の側から見上げると、幹に多くの蔦木が絡まり、タブノキ本来の樹肌が見えないほど。
タブノキの周辺は切り開かれているのだけれど、蔦木が整理されていないのは、氏子さんたちがこの姿を良しとしているのだろう。
秋になれば、幹がさまざまな色に染め分けられることだろう。 |
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