サイトのシンボル

画像:神戸の銀杏(幹と並ぶ)

名称 神戸のイチョウ
    (ごうどのいちょう)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 イチョウ
樹高 36m(注2)
目通り幹囲 11.0m(注2)
推定樹齢 伝承1500年(注2)
所在地の地名 長野県飯山市瑞穂字神戸
 
〃 3次メッシュコード
       5538−23−53
 
〃 緯度・経度
      
 北緯36度53分10.5秒
       東経138度25分01.3秒
長野県指定天然記念物(1962年9月27日指定)
撮影年月日 2001年11月4日
        2009年11月27日
画像:神戸の銀杏

画像:神戸の銀杏(全景)
注1)1997年3月に長野県教委・飯山市教委が設置
注2)環境庁編「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による





 みごとなイチョウである。長野県内のイチョウでは一番太い。 2本の融合木のようで、幹の断面はかなり扁平である。
 樹齢は1500年と伝承されている。しかしイチョウは中国からの渡来植物であり、もとから日本にあった樹種ではない。伝来時期は室町時代という説が有力なようで、正しい樹齢は500〜600年というところであろう。
 剪定作業を終えて間もない頃に訪れたため、巨木はなんとなくサッパリしているように見えた。
 周囲の風景は、緩やかな起伏をくりかえしながら、ゆったりと千曲川の水面に向かって下がっている。いい眺めだ。
 訪れたのは11月4日。飯山盆地のイチョウは黄に染まっている。しかし、この木は青々としていた。案内板によれば、色の染まるのも葉が落ちるのも、この地方でもっとも遅いという。立地条件によるのだろうか。それとも、それがこの木の個性なのだろうか。
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