ページタイトル:顔戸のエドヒガン ロゴ:人里の巨木たち

画像:顔戸のエドヒガン_1

画像:顔戸のエドヒガン_2
  名称 顔戸のエドヒガン (ごうどのえどひがん)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 エドヒガン
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 4.9m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 長野県飯山市寿(顔戸)
 〃 3次メッシュコード 5538−22−88
 〃 緯度・経度 北緯36度54分18.6秒
           東経138度21分23.1秒
飯山市指定天然記念物(2013年12月20日指定)
撮影年月日 2016年4月15日

注1)八十二文化財団の「信州の文化財」による
注2)高地側の地表面から1.3m上方における幹囲を実測





 標高800mほどの高さで水を湛える桂池の横を通り、飯山市寿から新潟県妙高市猿橋に至る県道が412号(飯山新井線)である。(県道番号は両県で共通。冬期(桜の花期も含む)は通行止めとなるので注意)
 寿から少し登ったところに、かつては信濃平スキー場があったのだが、既に廃業。リフトも全て撤去されている。
 私が訪ねたときは、レストハウスだったと思しき建物が県道脇に残っていたが、あちこちひどく壊れて、もう全くの廃墟。取り壊しを待つだけの状態だった。
 そのあたりから下に目をやると、スギに囲まれた1本のサクラが見えた。これが標記のエドヒガンである。
 県道沿い、建物(廃墟)から100mほど飯山寄りの地点から、軽自動車がやっと通れるほどの道幅のコンクリート道が下に向かっている。サクラの横を通り、腹薬清水に至る道である。ただし、サクラは県道からいくらも離れていないので、建物(廃墟)近くに車を駐めて、歩くのがよいと思う。(私も、サクラの所在を教えて下さった方からそのようにアドバイスを受け、それに従って正解だと思った)
 途中で2幹に分かれているが、なかなかの大桜だ。幹囲を測定したところ、491cmあった。
 飯山市内では最も大きい(太い)サクラだと思われる。
 
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