ページタイトル:権現山のヤマザクラ 当サイトのシンボルマーク

画像:権現山のヤマザクラ 名称 権現山のヤマザクラ
    (ごんげんやまのやまざくら)
名称の典拠 環境省巨樹データベース(注1)
樹種 ヤマザクラ
樹高 18m(注2)
目通り幹囲 5.0m(注2) 実際はずっと細い
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 茨城県那珂郡東海村村松
 〃 3次メッシュコード 5440−54−46
 〃 緯度・経度 北緯36度27分32.0秒
           東経140度35分00.8秒
東海村指定天然記念物(1989年3月6日指定)(注1)
撮影年月日 2020年4月3日

注1)天然記念物指定名称は単に「ヤマザクラ」
注2)環境省巨樹データベース(2010年報告値)による





 村立村松小学校の東約350m。県道284号(通称いちょう通り)のすぐ東に東海村指定史跡「権現山古墳」がある。
 案内板によると、全長約87m、後円部の直径45m、高さは約5.5mの前方後円墳で、5世紀中頃に尾根の地形を利用して築造されたものらしい。
 古墳は後円部の端が県道に接していて、「素鵞神社」の額が懸かる鳥居から、頂部に登ることが出来る。そして、そのなだらかな頂部の縁に左図のヤマザクラが立っている。(このヤマザクラも東海村指定天然記念物)
 ヤマザクラはかなり傷んだ姿。訪問の10年前には幹囲が5.0mあったというが、今見る姿はそれほど大きくない。当時は複数の幹が立ち上がっていたが、この10年間で根元から失われ、今は1本になってしまった、ということなのかも知れない。
 2020年はずいぶんな暖冬で開花が早く、4月に入って間もないというのに、花はもう満開。頼りなさそうな細い下枝にも、しっかり花をつけていた。
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