ページタイトル:咲き分けの桜 当サイトのシンボル

画像:咲き分けの桜 名称 咲き分けの桜 (さきわけのさくら)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 10m/11m(注2)
目通り幹囲 3.2m/3.1m(注2)
推定樹齢 200年(注3)
所在地の地名 長野県佐久市根岸(五本木)
 〃 3次メッシュコード 5438−23−92
 〃 緯度・経度 北緯36度14分44.3秒
           東経138度24分17.6秒(注4)
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2017年4月22日

注1)佐久市平井区と佐久市観光協会が連名で設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による。いずれも前者が向かって左の桜のデータ
注3)上記案内板による
注4)これは向かって左の個体の位置





 五本木は、国道142号の道の駅「ほっとぱ〜く・浅科」の南約1.4km。谷の入口付近に出来た集落である。
 集落を貫く細い一本道を谷奥に向かって進んで行くと、右手に標記の桜が見えた。
 桜のすぐ先、道路脇に駐車スペースがあった。私有地だが、桜見学者は利用できる。(ただし、桜保存協力費100円が必要で、傍らの大きなペットボトルに納めることになっていた)
 ずいぶん遠くから歩くことも覚悟していたので、この対応は嬉しい。おかげで、ゆっくり桜を鑑賞することが出来た。
 桜は、五本木集会場の手前に、2本並んで立っている。
 向かって右が白い花をつけ、左が赤い花をつけることから、標記の命名となったようだ。
 しかし、赤いといっても、紅シダレほど赤いわけではなく、ちょっとピンクが濃いといった程度で、色の違いは僅か。それぞれから伸びた枝が交錯するところでは、確かに色が違うことがわかる。その微妙な色合いの違いを愛でたのだろう。
 2本は太さもほぼ同じ。
 このまま2本とも、いつまでも仲睦まじく、長生きしてもらいたいものだ。
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