ページタイトル:愛宕神社の天狗杉 当サイトのシンボルマーク

画像:愛宕神社の天狗杉 名称 愛宕神社の天狗杉
    (あたごじんじゃのてんぐすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 5.3m(注2)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 新潟県上越市国府1丁目
 〃 3次メッシュコード 5538−51−98
 〃 緯度・経度 北緯37度09分49.9秒
           東経138度13分21.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2025年11月17日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注2)「新潟の大杉と天然杉」(2024年計測)による





 当地の地名「国府(こくふ)」は、かつてこのあたりに越後国府があった(と考えられた)ことを物語る。
 近くには五智(ごち)の地名もあって、これは越後国分寺の本尊五智如来からとったもの。
 ただし、現存する国分寺は、奈良時代からのものではなく、寺伝では上杉謙信による再建とされているようだ。
 当初の国分寺は、謙信の時代には既に失われており、旧地も特定されていない。度重なる海岸浸食により海中に没したという説もあり、海に近い現在地に国分寺を建立した謙信はそのように信じていたのだろう。
 謙信が居城とした春日山城は、その国分寺から直線距離で3kmほど。国分寺の西には越後一の宮居多(こた)神社(注3)があり、その北麓にあたる砂浜「居多ヶ浜」は越後流罪となった親鸞の上陸地とされている。
 このあたりは歴史地区と言ってもよさそうだ。
 愛宕神社は、国分寺から南南西に500mほど。春日山城と国分寺を結ぶ直線のほぼ上。
 愛宕神社の創立時期には諸説あるようだが、遅くとも今から1千年前までに、山城国愛宕山の愛宕権現太郎坊を勧請したのが始まりとされている。かつては春日山(かすがやま、180m)の麓にあったが、永禄年中(1558〜70)、謙信の意向で現在地に遷座したと伝えられているようだ。
 愛宕神社の参道を登りきる直前、左手に天狗杉が立つ。(「天狗杉」の呼称は上記「日本の巨樹・巨木林」による)
 根元は1本だが、上部で複数幹に分かれ、スギにしては異様な姿を呈している。
 この異様さが天狗を連想させたのだろうと思われる。

注3)越後国には弥彦神社と居多神社、一の宮が2社ある
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