ページタイトル:銀杏寺のイチョウ 当サイトのシンボル

画像:銀杏寺のイチョウ(全景) 名称 銀杏寺のイチョウ (ぎんなんじのいちょう)
名称の典拠 なし
樹種 イチョウ
樹高 27m(注1) 今はもっと低い
目通り幹囲 5.1m(注1)
推定樹齢 400年以上(注2)
所在地の地名 青森県弘前市小栗山字福岡
 〃 3次メッシュコード 6040−63−79
 〃 緯度・経度 北緯40度33分44.0秒
           東経140度29分20.2秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2013年8月23日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注2)弘前市が設置した案内板による(設置年月不詳)





 曹洞宗銀杏寺は、弘南鉄道小栗山駅の南東約300m、集落と耕地の境界部。
 案内板によると、慈覚大師巡錫の砌(みぎり)、この地に至って、一夜光明輝く銀杏(いちょう)の老樹を見て仏法具通の霊地であることを悟り、一宇を建立したことに始まるとの口碑があるとか。
 そのイチョウは戦国時代の兵火で焼かれてしまい、現存のイチョウは、津軽藩祖為信公が代木として大浦城から移植したとも伝えられているらしい。銀杏寺という珍しい寺号は、そのことと関係があるのだろうか。
 ただし、無粋なことを言えば、移植云々は不可能でないにしろ、慈覚大師(794〜864)云々は後代の創作だろう。その時代には、まだ日本にイチョウが渡来していなかったと思われるからだ。
 イチョウは、清潔に管理された墓地に立っている。近くには現代の世情を反映して、「ありがとう」と刻まれたペット供養墓もある。
 1991年2月19日、弘前市保存樹木第11号に指定された。
 
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