ページタイトル:源寿院のイチョウ ロゴ:人里の巨木たち

画像:源寿院のイチョウ

画像:源寿院のイチョウ(幹と並ぶ)
  名称 源寿院のイチョウ (げんじゅいんのいちょう)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 イチョウ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 5.8m(注2)
推定樹齢 300〜500年(注3)
所在地の地名 長崎県南松浦郡新上五島町日島郷(注4)
 〃 3次メッシュコード 4928−27−97
 〃 緯度・経度 北緯32度55分12秒
           東経128度57分45秒
新上五島町指定天然記念物
撮影年月日 2015年3月29日

注1)天然記念物指定名称は「源寿院の銀杏の木」
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注3)新上五島町が設置した案内板による
注4)2004年8月1日、南松浦郡内の5町が合併して新上五島町誕生。旧行政区は南松浦郡若松町





 不思議なことに、長崎県の大イチョウは離島に多い。この源寿院のイチョウも、五島列島中の小さな島である日島(ひのしま)にある。
 離島ではあるが、新上五島町役場がある中通島(なかどおりじま)から、上中島、若松島、漁生浦島、有福島と辿って陸路を行くことが出来る。
 日島漁港を見おろす高台に、浄土宗信祐山源寿院がある。案内板によれば、かつて金鳥山円通寺(昔は臨済宗だった)と号していたが、大正4年(1915)に現山院号に改めたようだ。
 本堂の裏に大イチョウが立っている。
 単幹のイチョウで、上空で大枝を広げている。なかなか立派な姿だ。
 葉を黄に染める頃は、日島漁港に戻る船の上から、陽光を受けて灯台のように輝く姿が見えることだろうと思われる。
 
ボタン:長崎県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る