ページタイトル:願成寺のクスノキ サイトのシンボル

画像:願成寺のクスノキ

画像:願成寺参道とクスノキ
名称 願成寺のクスノキ (がんじょうじのくすのき)
名称の典拠 三島市天然記念物指定名称
樹種 クスノキ
樹高 28m(注1)
目通り幹囲 7.2m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 静岡県三島市川原ヶ谷
 
〃 3次メッシュコード 5238−57−44
 
〃 緯度・経度 北緯35度07分26.8秒
           東経138度55分27.0秒
三島市指定天然記念物(1985年11月11日指定)
撮影年月日 2009年2月14日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による





 三嶋大社の東北東500mほどの位置に浄土宗願成寺がある。
 同寺のホームページによれば、天文年間(1532〜55)の創建。開山は清安上人。古くからの真言宗寺院を浄土宗に改めたもののようだ。
 明治の神仏分離令以前は、三嶋大社宮司である谷田部家の帰依を受けたこともあり、寺運は盛んであったと想像される。
 さて、クスノキである。
 石段参道を登ると、見上げる高さの両側に、それぞれ1本ずつ、クスノキが立っている(下図参照)。三島市天然記念物のクスノキだ。
 向かって右はご覧の通りだが、左の方は、手前の灌木が邪魔をして、細部がよく見えない。
 実は、こちらの方がずっと太い。ちょっと失礼して脇に逸れ、下方から見上げたのが上図である。
 クスノキが立つ場所は、もとから斜面だったようだが、現在では、これ以上崩れぬよう、なくてはならぬ土留めの役目を果たしていることがわかる。参道からは見えない姿である。
 自動車で参詣する場合は、石段の反対側から石段上に出ることになる。自動車参道から見て観音堂の先、墓参者用の水屋の向こうにクスノキが立っているのだが、見落とす人も多いのではなかろうか。
 
ボタン:静岡県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る