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名称 古御堂の枝垂桜 (ふるみどうのしだれざくら)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 3.6m(注2)
推定樹齢 200年(注3)
所在地の地名 長野県茅野市玉川(北久保)
〃 3次メッシュコード 5338−71−74
〃 緯度・経度 北緯35度59分04.7秒
東経138度10分44.6秒
茅野市指定天然記念物(1972年12月26日指定)
撮影年月日 2017年4月23日
注1)1980年1月に茅野市教育委員会が設置
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注3)上記案内板による
諏訪中央病院の南南東700mほどの位置に古御堂(ふるみどう)がある。
古く、この辺りは諏訪大社の神領だったらしい。古御堂も大祝(おおほうり)諏訪頼啓の位牌を安置するお堂だったようだが、もともと神社色が強かったようで、地理院地図では寺院マークではなく、神社マークで表示されている。
この桜も諏訪頼啓のお手植えと伝えられているという。
頼啓が没したのは文政8年(1825)。以来、命日には村人が集って回向してきたようだ。なお、この日には寒天を食する慣例があり、そのため「寒天祭」とも呼ばれるそうである。(案内板より)
桜は、最近になって、幹の下の方から出ていた大きな枝を失った。そのため、以前に比べ、ボリューム感が減ってしまった。今はほっそりとした姿が上空で花笠を広げるのみ。
幹の途中からもっと枝が出て、再び豊かな花を見せてくれることを期待したい。 |
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