ページタイトル:重盛家のモミジ 当サイトのシンボルマーク

画像:重盛家のモミジ 名称 重盛家のモミジ (しげもりけのもみじ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ヤマモミジ
樹高 8m(注2)
目通り幹囲 2.6m(注2)
推定樹齢 400年(注2)
所在地の地名 岐阜県飛騨市古川町中野(注3)
 〃 3次メッシュコード 
 〃 緯度・経度 北緯36度14分45.6秒
           東経137度09分30.1秒
飛騨市指定天然記念物(1972年12月13日指定)
撮影年月日 2021年11月6日

注1)飛騨市教育委員会が設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ(重盛家の読み方については未確認)
注2)上記案内板による
注3)2004年2月1日、吉城郡内4町村が合併して飛騨市誕生。旧行政区は吉城郡古川町





 JR高山本線杉崎駅の南西を宮川が流れ、対岸には上流側から上野(かみの)、中野、下野(しもの)の集落が連なる。(合併後はそれぞれ古川町上野、古川町中野、古川町下野となった)
 左図は中野集落のなかほど、重盛家のお庭に立つモミジである。
 道路から近く、紅葉の時期には華やかな姿を見せてくれるのだが、樹高が低いので、少し離れると見つけ難いかも知れない。(今は上記データよりさらに低い)
 かつて拝見した写真では三方に枝を伸ばしていたように思う。しかし、その後もっとも大きい幹を失ったようで、現在の樹冠はかなりアンバランスである。でも、少ない枝にびっしり葉をつけ、紅葉を日に輝かせていた。
 姿は小さくなってしまったが、滑らかな表面に横皺を生じた幹には、古木としての風格が感じられる。
 樹皮がやけに白いのも、特筆すべきことだろう。その上に着生する苔の暗色が点々と模様を描いている。
 幹を失った際にできたものか、幹の上部に大きな傷跡があるが、現時点では樹勢が良さそうだ。
 もうしばらく元気な姿を見せてくれそうである。
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