ページタイトル:西光寺のしだれザクラ 当サイトのシンボルマーク

画像:西光寺のしだれザクラ 名称 西光寺のしだれザクラ
    (さいこうじのしだれざくら)
名称の典拠 現地の樹名板(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 不明
目通り幹囲 4m(注2)
推定樹齢 伝650年(注3)
所在地の地名 福島県石川郡古殿町田口字久保田
 〃 3次メッシュコード 5540−54−12
 〃 緯度・経度 北緯37度05分55.6秒
           東経140度31分28.5秒
古殿町指定天然記念物(1977年4月28日指定)
撮影年月日 2023年4月10日

注1)古殿町教育委員会が設置。文化財であることを知らせる標識なのだが、古殿町公式ウェブサイト中の文化財一覧表では「名称」が「西光寺のしだれクラ」となっていて濁っていない。濁らない方が正解なのかも知れない
注2)まったくの目分量(ちょっとおまけ気味)
注3)西光寺の開山時に植えられたとの伝承がある





 国道349号沿いの道の駅「ふるどの」から、直線距離で北北西に約800m。久保田集落の最奥部に臨済宗妙心寺派田口山西光寺がある。
 阿弥陀堂の案内板によると、正和2年(1313)、鎌倉建長寺の堂庭(どうてい)和尚が開山。阿弥陀堂本尊の宝冠阿弥陀如来坐像は応安4年(1371)作、本堂本尊の地蔵菩薩半跏像は応安7年(1374)作というから14世紀に寺としての確立をみたのだろう。
 左図のシダレザクラについても開山時に植えられたとの伝承があるらしい(古殿町が作成した桜ガイドマップによる)。それが推定樹齢650年の根拠のようだが、ちょっと鯖の読み過ぎの感もある。
 訪ねた時は満開を過ぎ、「落花盛ん」というところ。
 ただし、この年は各地で開花が異常に早かった。例年はもう少し遅いのでご注意を。
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