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名称 古殿八幡のスギ (ふるどのはちまんのすぎ) 名称の典拠 現地の樹名板より(注1) 樹種 スギ 樹高 35m(注2) 目通り幹囲 7.1m(注2) 推定樹齢 250〜500(注2) 所在地の地名 福島県石川郡古殿町山上(やまかみ)字古殿 〃 3次メッシュコード 5540−54−15 〃 緯度・経度 北緯37度05分53.0秒 東経140度33分56.8秒 古殿町指定天然記念物(1977年4月28日、「古殿八幡のスギ(杜)」として境内のスギ大木14本を一括指定?) 撮影年月日 2020年8月27日 注2)福島県公式ウェブサイト・コンテンツの一つ「ふくしまの巨人たち」による。なお、古殿町公式ウェブサイトのパワースポット紹介ページでは、これらのデータを順に40m、6.3m、240〜800年としている 町役場がある古殿町の中心部を国道349号が貫いているが、この区間は県道14号(いわき石川線)との重複部分でもある。 この道をいわき市方面に向かうと、町はずれ近く、大平川(おおひらがわ)の手前で国道と県道が分かれ、国道は直角に曲がって大平川の谷に入る。 この交差点から国道を約1.5km。右手山裾に古殿八幡神社が見えてくる。 古殿町公式サイトに古殿八幡神社を紹介するページがあって、それによると、創建は康平7年(1064)。前九年の役との関係を伝えているようだ。 「南無八幡大菩薩」という言い回しが残るように、かつて神仏は今のようにはっきりと分離されてはいなかった。ここ古殿八幡も本山派修験に属する大善院が別当を勤める「八幡大菩薩」であったが、明治の廃仏毀釈で八幡神社と改め、別当職も神職に転じた。ごく掻い摘んで書くと、そのような経緯があるらしい。 なお、「古殿八幡」の名前についても紹介されていて、『代々の領主が、隠居の後入道して修験者となり、神社を守護する別当になったために「古い殿様」の守る八幡様であることから起こった』との伝承があるそうである。(古殿町の町名もこれに由来するとも) 巨木ファンの目から見て、なかなか雰囲気の良い社叢を持つ神社でもある。 左図はそのなかの最大木。 さすがに長老の貫禄があるように思われる。 |
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