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名称 古館のサクラ (ふるだてのさくら)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 12m(注2)
目通り幹囲 4.5m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 福島県須賀川市桙衝(ほこつき)字古舘(注3)
〃 3次メッシュコード 5540−72−11
〃 緯度・経度 北緯37度16分09.5秒
東経140度16分15.5秒
福島県指定天然記念物(1976年5月4日指定)
撮影年月日 2020年4月7日
注1)福島県教育委員会が設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)上記案内板による
注3)2005年4月1日、須賀川市に合併。旧行政区は岩瀬郡長沼町
長沼東小学校の南約400m。江花川(えばながわ)の対岸、低い台地の端に立つ桜。
案内板によると、南北朝時代、ここには二階堂時藤(にかいどうときふじ)入道が築いた館があったと伝えられているようだ。(それが古舘の地名の由来と思われる。なお、案内板では古館としているが、地理院地図やマピオン等では古舘と表記されている)
桜は個人の所有物であるが、畑だったと思われる場所を広場にして、来訪者に開放して下さっている。
ありがたいことだ。
この桜にも「種蒔桜」の別名があるという。また、根元に不動明王の石像を安置するため、「不動桜」とも呼ばれるらしい。(案内板より)
この日は朝から晴れていたのだが、午後になって曇ってきた。古舘のサクラにまみえる頃には、すっかり雲が厚くなってしまった。
花色が淡いこともあって、写真では暗く沈んだような色しか出ない。
広い谷を背景に、なかなか立派な一本桜なのだが、美しい姿を伝えられないのが悔しい。(自身の写真技術は棚に上げることにする) |
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