ページタイトル:古舘の大ケヤキ 当サイトのシンボルマーク

画像:古舘の大ケヤキ(幹と並ぶ) 名称 古舘の大ケヤキ (ふるだてのおおけやき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 31m(注2)
目通り幹囲 6.7m(注2)
推定樹齢 300年(注2)
所在地の地名 福島県福島市飯坂町平野字古舘
 〃 3次メッシュコード 5640−53−64
 〃 緯度・経度 北緯37度48分32.0秒
           東経140度25分23.9秒
福島市指定天然記念物(1972年5月2日指定)
撮影年月日 2020年8月5日

注1)福島市教育委員会が設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)上記案内板による





 東北中央自動車道(E13)福島大笹生(ふくしまおおざそう)インターチェンジの北東約1.3km。耕地が広がるなかに点在する集落の一つに小さな稲荷神社があり、鳥居の背後の低い土盛りの上に左図の大ケヤキが立つ。
 生活道路脇にその名を記した標柱が立っているのだが、大ケヤキは道路から少し離れ、建物の陰になってあまり目立たないので、見つけ難いかも知れない。
 素晴らしい大ケヤキである。
 案内板の右奥、ケヤキの左に私がしゃがんでいるのがお分かりだろうか(別の木の枝が横に張り出していて、ツーショットに収まるにはしゃがまざるを得なかった)。ご覧のように低い位置から多数の支幹が伸びているが、根元ではまさしく一本の大ケヤキである。
 案内板の幹囲データは1972年当時の数値だろうか? 今はこれより遥かに大きい。(因みに、福島県公式ウェブサイト中、「県内の巨木を紹介します」では「幹周り8.6m」としている)
 表土が流れて、根は露出気味。太い根は普通の樹木の幹よりも太い。その太い根で、しっかりと巨体を支えている。
 もちろん福島市内では一番の大ケヤキなのだが、何故か環境省巨樹データベースからも、福島県総合緑化センター刊「緑の文化財」からも漏れてしまったようだ。
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