ページタイトル:舟生の千本マツ 当サイトのシンボルマーク

画像:舟生の千本マツ 名称 舟生の千本マツ (ふにゅうのせんぼんまつ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 アカマツ
樹高 19m(注2)
目通り幹囲 3.8m(注2)
推定樹齢 350年(注2)
所在地の地名 福島県伊達市梁川町舟生字山神山(注3)
 〃 3次メッシュコード 5640−65−41
 〃 緯度・経度 北緯37度52分17.6秒
           東経140度38分35.7秒
伊達市指定天然記念物(1975年10月3日指定)
撮影年月日 2020年8月5日

注1)2005年3月に旧梁川町が設置。福島県「緑の文化財」指定名称もこれに同じ。ただし伊達市公式ウェブサイトの文化財一覧表では「舟生の千本松」と「マツ」が漢字になっている
注2)福島県公式ウェブサイト中「ふくしまの巨人たち」による
注3)2006年1月1日、伊達郡内5町が合併して伊達市誕生。旧行政区は伊達郡梁川町





 老婆心と知りつつ敢えて書くと、ここで言う「千本松」は、多数のマツから成る松林のマツという意味ではなく、幹の比較的低い位置から数多くの支幹に分かれ、先端が開き気味の竹箒を逆さにしたような樹形のマツの呼称である。「舟生の千本マツ」の実態は、まったくの一本松。
 案内板によれば、(平泉に落ちる途中?)源義経主従が阿武隈川を挟んで戦った際に多くの戦死者が出た。その者たちを葬った地に弁慶がマツを植えて供養したところ、このような姿になったとの伝説があるそうである。(戦った相手が誰であったかは書かれていない)
 マツは公有物とされているようなのだが、訪問時はマツに至る橋のこちら側に門扉があって、立入禁止(歩行者もだめ)。
 入口横に「小規模林地開発許可標識」が掲示してあった。どうやら砕石業者が盛土造成工事をしているようなのである。入口の扉は危険防止策と思われる。
 工事期間は平成34年(=令和4年=2022年)5月31日までとある。
 その日を過ぎたら、根元に立てるようになるのかも知れない。 
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