ページタイトル:船渡大橋のイタヤカエデ 当サイトのシンボルマーク

画像:船渡大橋のイタヤカエデ 名称 船渡大橋のイタヤカエデ
    (ふなとおおはしのいたやかえで)
名称の典拠 なし
樹種 イタヤカエデ
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 4.2m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 新潟県東蒲原郡阿賀町豊実(とよみ)(注2)
 〃 3次メッシュコード 5639−44−16
 〃 緯度・経度 北緯37度41分03.3秒
           東経139度34分41.0秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2025年11月15日

注1)「新潟の大杉と天然杉」による
注2)2005年4月1日、郡内4町村が合併して阿賀町誕生。旧行政区は東蒲原郡鹿瀬町(かのせまち)





 50年以上昔、まだ20代前半の頃、自転車で阿賀野川(あがのがわ)沿いを県境近くまで遡ったことがある。
 新潟県内の最上流部は旧鹿瀬町の豊実地区。
 豊実地区の集落は阿賀野川を挟んで散在するのだが、阿賀野川には橋が1本も架かっていなかったため、対岸に渡るには舟を利用するしかない。私も町営の渡し舟で対岸の菱潟(ひしがた)に渡り、国道49号経由で帰った記憶がある。当時の豊実地区に住む方々はずいぶん不便を感じておられたことだろう。
 その後、昭和54年(1979)竣工の徳石大橋(とくせきおおはし)を皮切りに、今では4本の立派な橋が豊実地区の両岸を結んでいる。
 そのうちの1本が船渡大橋である。昭和63年(1988)竣工のアーチ橋(ニールセンローゼ橋)で、全長172m。
 その東詰近くの堤防にイタヤカエデの巨木があることを上記「新潟の大杉と天然杉」で知り、訪ねた。
 黄葉のタイミングを狙ったつもりだったのだが、残念ながらすべて落葉した後。このあたりでは、私が住む地域よりも冬が早く来るようだ。
 落ち葉を確認すると、イタヤカエデであることは間違いないと思うが、基本種ではないようだ。葉の形からアカイタヤかと思ったが、「新潟の大杉と天然杉」の写真を拝見すると、葉裏に細毛が密生しているように見える。オニイタヤである可能性が高い。(いつもながら樹種鑑定には自信なし)
 2本の合体木と思われるが、根元付近はしっかりくっついている。
 雪国の根曲がり杉のように、初め水面の方に傾いた幹が、途中から上に向かって伸びている。
 立地場所から、自生であることは間違いなかろう。幹の上部まで蔓が這い上がって、まるで衣を纏ったよう。
 イタヤカエデの黄葉は見られなかったが、蔓が見事に黄葉していた。
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