ページタイトル:船守神社のくす ロゴ:人里の巨木たち

画像:船守神社のくす(幹と並ぶ) 名称 船守神社のくす (ふなもりじんじゃのくす)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 クスノキ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 6.2m(注1) 実際はもっと大きい
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 大阪府泉南郡岬町淡輪(たんのわ)
 〃 3次メッシュコード 5135−31−94
 〃 緯度・経度 北緯34度19分53秒
           東経135度10分19秒
大阪府指定天然記念物(1973年3月30日指定)
撮影年月日 2014年3月25日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による





 船守神社は番川(ばんがわ)右岸、淡輪(たんのわ)に鎮座する。
 祭神は紀船守(きのふなもり)ほか2柱。
 案内板(設置者名不詳。神社関係者が設置した?)によれば、紀船守(731〜92)は実在の人物で、恵美押勝(えみのおしかつ)の乱(764)では討伐側に立って武功があった。最後は桓武天皇に仕え、死後、天皇から正二位右大臣を追贈されたという。要は、古い昔に淡輪を領していた紀氏の祖を祀る神社らしい。(淡輪の氏神でもある)
 三間社流造檜皮葺、桃山様式の本殿は国の重要文化財(1924年4月15日指定)。
 境内に株立ちの大クスが立つ。
 根元を割竹で囲ってあって、様子がよくわからないが、全体の量感は幹囲6.2mのそれではない。ずっと大きく感じられる。
 いずれ、もっと上の方までくっついて、まるで1本の木のようになるのだろうか。
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