ページタイトル:船越の松 当サイトのシンボルマーク

画像:船越の松 名称 船越の松 (ふなこしのまつ)
名称の典拠 現地の樹名柱(注1)
樹種 クロマツ
樹高 22m(注2)
目通り幹囲 4.3m(注3)
推定樹齢 不明
所在地の地名 京都府宮津市文珠(天橋立)
 〃 3次メッシュコード 5335−21−86
 〃 緯度・経度 北緯35度34分37.8秒
           東経135度11分52.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2022年5月17日

注1)設置者名・設置年月とも不詳
注2)「日本の松樹」による
注3)環境省巨樹データベース(2019年調査)による





 天橋立(あまのはしだて)は宮津湾の一角に細長く延びた砂州で、阿蘇海(あそかい)と呼ばれる内海を作った。
 砂州の南端には切れ目があって、阿蘇海と外海を繋いでいるのだが、まだ船外機のない時代に、阿蘇海北部の漁師が外海に出るために片道2km以上も遠回りするのはいかにも厄介だ。それで、砂州の北端にあたるこのあたりで幅が狭くなっているのを幸いに、ここを舟で越したというのである。それが「船越」の地名の由来だとか。(50mほどの幅しかないので狭い水路を切ったのかと思ったが、コロを使って陸上を曳いたという話があるようだ)
 そこに「船越の松」が立っている。天橋立の松たちのなかで最大の単幹樹である。
 上記「日本の松樹」の写真(2002年撮影?)では支柱も無く元気そうだが、現在は葉の量も少なめで、弱ってきているように思われる。
 なんとか持ちこたえてもらいたいものだ。
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