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名称 船形の大シイ (ふなかたのおおしい) 名称の典拠 現地の標柱(注1) 樹種 スダジイ 樹高 15m(注2) 目通り幹囲 5.4m(注2) 推定樹齢 不明 所在地の地名 千葉県成田市船形 〃 3次メッシュコード 5340−52−41 〃 緯度・経度 北緯35度47分13秒 東経140度16分05秒 成田市指定天然記念物(1995年4月20日指定)) 撮影年月日 2014年5月13日 注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による 印旛沼の南にくっついて甚兵衛広沼という沼があり、そこに向かって、東側から台地の先端部が岬のように伸びている場所が数箇所ある。そして、それらの上には神社等が作られている。 真言宗薬師寺があるのも、そんな場所の一つ。 本尊の薬師如来坐像と、1対の金剛力士立像(いわゆる「仁王さん」)は千葉県指定文化財。鎌倉時代に作られたと考えられている。薬師寺自体も、少なくともその時代からの歴史を受け継いできたのだろう。 石段の先、薬師堂(本堂)の左(向かって右)に天然記念物のスダジイが立つ。 単幹のスダジイ巨木である。さすがに、株立ちのシイにない迫力がある。 背は低くなってしまったものの、樹勢も良さそうだ。 幹の太さでは、幡谷の香取神社のシイに次ぎ、市内第2位のシイの木である。(2014年5月現在、環境省巨樹データベースによる) ※いつも貴重な情報を寄せて下さる埼玉県在住のNさんから、この木が倒れたとの情報をいただいた。その後、成田市教育委員会の会議録がネット上に公開されていることを知り、調べてみたところ、2017年6月23日の強風で、根元から倒れてしまったとのこと。同年12月21日には文化財(天然記念物)指定も解除されたようだ。(2019.04.02追記) |
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