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名称 船路の大カツラ (ふなじのおおかつら)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 カツラ
樹高 23m(注2)
目通り幹囲 7.8m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 山口県山口市徳地船路(注3)
〃 3次メッシュコード 5131−35−14
〃 緯度・経度 北緯34度15分41秒
東経131度40分56秒
山口市指定天然記念物(1995年4月24日指定)
撮影年月日 2011年7月28日
注1)徳地町教育委員会が設置(設置年月不詳。市町村合併後、設置者名を山口市教育委員会に訂正)
注2)上記案内板による
注3)2005年10月1日、山口市に合併。旧行政区は佐波郡徳地町
中国自動車道徳地インターから、佐波川沿いに国道489号を北上、八坂中学校を過ぎたあたりで右折し、今度は支流の奥河内川の狭い谷を遡る。道は狭くなり、すれ違いもままならなくなるが、舗装してあることが心強い。
やがて、小さな沢を越えようとするすぐ手前左手に、半分朽ちかけた案内板が見えた。その辺りで車を停め、右手の対岸を見ると、カツラの姿が見える。(案内板を見落とした場合は、そこから100mほど上流側右手に石鎚神社があるので、そこに車を停めればよい。このカツラも石槌神社に属しているようだ)
危うそうな木橋を慎重に渡り、カツラの根元に立った。訪ねる人も少ないようで、踏み分け道も失われている。
案内板だけでなく、カツラも朽ちかけている印象。
幹と幹の間に空間があり、ひこばえも殆ど無い。さらに大きくなることは期待できそうにない。
死を待つ姿のようであるが、決して卑屈にならず、さすが巨木の威厳だけは失っていないように思われた。 |
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