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名称 麓川のイチョウ (ふもとがわのいちょう) 名称の典拠 なし 樹種 イチョウ 樹高 13m(注1) 目通り幹囲 5.4m(注1) 推定樹齢 365年(注1) 所在地の地名 鹿児島県南九州市知覧町郡(こおり)(注2) 〃 3次メッシュコード 4730−03−45 〃 緯度・経度 北緯31度22分36.8秒 東経130度26分30.2秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2018年3月26日 注2)2007年12月1日、2つの郡にまたがる3町が合併して南九州市誕生。旧行政区は川辺郡知覧町(ちらんちょう) 旧知覧町は、万之瀬川(まのせがわ)の支流、麓川(ふもとがわ)が作った細長い盆地の町だ。平成19年に3つの町が合併して南九州市となった際、ここに市庁舎が置かれた。 知覧町と言えば、陸軍の神風特攻隊の基地があったことで知られる。(現在の町中心部の南西、知覧特攻平和会館があるところがかつての飛行場の北東端にあたる。彼らの死を無駄にしないためにも、忌まわしい戦争を二度と起こしてはならないと思う) 戦争前の知覧町は、佐多島津氏家臣の武家屋敷が残る静かな城下町だったと思われる。(武家屋敷の一部は今も残り、観光名所となっている) 県道23号(谷山知覧線)が麓川を渡る永久橋東詰に観光客用の駐車場がある(南九州市役所の近く)。そこに車を置き、麓川左岸(東岸)を100mほど南に向かったところにイチョウが立っていた。 近くに麓橋と名付けられた歩行者専用の木造橋があって、南九州市営駐車場(無料)がある対岸に渡ることも出来る。また、ここは武家屋敷の入口の一つでもある。武家屋敷観光で知覧町をお訪ねになる場合は、目にする可能性が大きいイチョウだ。 案内板によると、このイチョウは、領主の参勤交代に随行した家臣が、その帰途、京都から持ち帰ったものという。かつては雌雄揃った夫婦木だったらしいが、雄木の方は大正3年(1914)の大火で枯れてしまったそうである。 |
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