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画像:福全寺跡の大イチョウ


画像:瀬戸川沿いの白壁土蔵と大イチョウ
 瀬戸川沿いの白壁土蔵と大イチョウ
名称 福全寺跡の大イチョウ
   (ふくぜんじあとのおおいちょう)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 イチョウ
樹高 27m(注2)
目通り幹囲 5.3m(注2)
推定樹齢 700年(注3)
所在地の地名 岐阜県飛騨市古川町壱之町
 
〃 3次メッシュコード 5437-21-75
 
〃 緯度・経度 北緯36度14分09.8秒
           東経137度11分09.2秒
古川町指定天然記念物(注4)
撮影年月日 2004年3月13日(左写真)
        2007年11月4日

注1)旧古川町教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)現地の案内板による
注4)吉城郡古川町の時代に天然記念物の指定を受けたが、その後2004年2月1日に古川町は周辺町村と合併して飛騨市となった





 古川町は、平成14年(2002)年のNHK連続テレビ小説「さくら」で一躍有名になった。ドラマでヒロインが下宿した和ろうそく店のモデルとなった三嶋屋商店など、古き良き時代の面影が残る町だ。
 その一角、飛騨の匠文化館の隣に大イチョウが立っている。壱之町の路地や、瀬戸川沿いの小道からも、姿を望むことができる。
 案内板によれば、ここにはかつて福全寺という寺があった。天正(1573〜92)の末頃、旅僧快存上人が領主金森可重の帰依を得て再興したが、のち衰退して、明治7年(1874)に廃寺となった。その後、昭和47年(1972)まで、ここには古川町役場があったらしい。イチョウも市民に愛され、大切にされてきたと思われる。
 ギンナンの実らない雄株である。
 
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