|
|
|
名称 白山神社のスギ (はくさんじんじゃのすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 6.2m(注2)
推定樹齢 600年(注3)
所在地の地名 岐阜県岐阜市福富
〃 3次メッシュコード 5336−16−65
〃 緯度・経度 北緯35度28分38秒
東経136度48分50秒
岐阜県指定天然記念物(1968年3月27日指定)
撮影年月日 2011年6月5日
注1)1989年3月に岐阜市教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注3)上記案内板による
訪問時現在、岐阜市内で最大のスギ。
広げた大枝が支幹化し、全体として丸みがかった大きな樹冠を形成する、いわゆるウラスギの仲間。
かつては下部からもっと多くの大枝が出ていたようで、その付け根部分が膨らんで瘤のようになり、この大杉に独特の表情を与えている。大きさもさることながら、風貌の趣きの点においても、市内の他のスギを寄せ付けない威厳がある。立派な注連縄もダテではない。
大杉の由来を記した石碑があった。
昔、病いに罹った老婆が、境内の井戸水を飲んで加護を祈ったところ、快癒することが出来た。感謝した老婆は、お礼に1本の杉苗を植えた。それがこの大杉である。と、概ねそのような内容であった。
真偽の程は知るべくもないが、いずれにしろ、この大杉の姿には媼、もしくは翁が似つかわしかろう。若者が登場する話とこの大杉には違和感を感じそうだ。
ネット上の市街図などでは、道がいくつかありそうに思えたが、実際は、東方から以外は大杉の所まで行けないのでご注意を。 |
|