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名称 春日神社の大杉 (かすがじんじゃのおおすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 24m(注2)
目通り幹囲 6.7m(注2)
推定樹齢 450年前後(注3)
所在地の地名 福島県福島市渡利字舘
〃 3次メッシュコード 5640−43−89
〃 緯度・経度 北緯37度44分39秒
東経140度29分14秒
福島市指定天然記念物(1962年10月5日指定)
撮影年月日 2005年9月23日
注1)福島市教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)上記の案内板による
阿武隈川右岸、花見山公園の北西1kmほどの位置に、春日神社が鎮座している。(近くには「花見山入口」バス停)
参道を上ってゆくと、向かって右手から、大杉が迎えてくれる。
福島県総合緑化センター編「緑の文化財」によれば、明治期に刊行された「信達二郡村誌」に、「渡利村社春日神社々地に大杉樹一株有り、囲一丈八尺(5.4m)亭々として千霄の勢をなす」と記されているらしい。
その後、約100年を経て、幹周りは6.7m。直径に換算すると約40cm太ったことになる。なれば、年輪間隔は約2ミリ。着実に成長してきたようだ。
樹勢は悪くなさそうなので、さらに大きくなりそうな気配である。
※いつも貴重な情報を寄せて下さるNさんによると、幹に亀裂が入り、参詣者に危険が及ぶ恐れありということで、伐採されたそうである。生あるもの、いつかは死を迎えるのは当然なことではあるが、1本また1本と巨木が失われるのは残念なことである。(2013.12.26追記) |
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