ページタイトル(福士金山神社のイチョウ) サイトのシンボル

画像:福士金山神社のイチョウ 名称 福士金山神社のイチョウ
    (ふくしかなやまじんじゃのいちょう)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 イチョウ
樹高 30m(注2)
目通り幹囲 8.9m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 山梨県南巨摩郡南部町福士字小久保(注3)
 
〃 3次メッシュコード 5238−63−77
 
〃 緯度・経度 北緯35度13分59.4秒
           東経138度28分07.9秒
山梨県指定天然記念物(1958年6月19日指定)
撮影年月日 2005年12月27日(左図)
        2009年11月28日

注1)1971年12月に山梨県教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)2003年3月1日、南部町に合併。旧行政区は南巨摩郡富沢町





 山梨県最南端の町に、県内最大のイチョウが立っている。年末に近い冬の午後、日がかなり傾いた時間に訪れた。
 写真は、神社に近づいて最初に目に入る姿である。折損枝もあるが、大枝を多く伸ばし、しっかり存在を主張している。
 イチョウの黒いシルエットの間を、隣に立つ木の細枝が陽光を受けて発する金色の光が埋めている。まるで後光のようで、一種の神々しさが感じられた。(拙い技術では、うまく再現できないのがもどかしい)
 今は寒々とした姿だが、案内板によれば、ここに住む人たちは、このイチョウの葉の様子を見て季節を知り、農耕してきたという。
 空間的な意味に加えて、時間的な意味でもランドマークであった大イチョウであるようだ。
 
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