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名称 若宮八幡神社のクスノキ
(わかみやはちまんじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 10.0m(注1) 実際はもっと細い
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 福岡県宮若市水原(注2)
〃 3次メッシュコード 5030−45−80
〃 緯度・経度 北緯33度44分11.7秒
東経130度37分28.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2010年3月28日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注2)2006年2月11日、鞍手郡内の2町が合併して宮若市誕生。旧行政区は鞍手郡若宮町
旧若宮町役場の北方700m、山陽新幹線高架をくぐった先に、若宮八幡神社がある。
平凡社「福岡県の地名」によれば、祭神は応神天皇、仁徳天皇、神功皇后、武内宿禰の4柱。中世の若宮庄の鎮守社だった。社伝では養老2年(718)の創建と伝えるが、若宮庄の成立は文治年間(1185〜90)のことだから、その頃に京都六条八幡宮の分霊が勧請され、若宮八幡神社の起源となった可能性が高いと思われる。いずれにしても、古い歴史を紡いできた神社であることに間違いはなさそうだ。
境内各所にクスノキが散在する。
見たところ、社頭にある池のほとりに立つ個体が最も太そうだ。
すぐ脇をアスファルト道路が通っており、そちら側の根は、窮屈そうに身を縮めている。池側に大きく傾いて、そこから数本の支幹を伸ばしている。なかなか力強い姿だ。
ただ、残念ながら、10mまでの幹囲はなさそうである。 |
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