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名称 福本八幡宮大楠
(ふくのもとはちまんぐうおおくす)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 クスノキ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 6.0m(注2)
推定樹齢 伝承700年(注2)
所在地の地名 熊本県菊池市泗水町福本(注3)
〃 3次メッシュコード 4930−26−92
〃 緯度・経度 北緯32度55分11.2秒
東経130度46分33.1秒
菊池市指定天然記念物(2012年5月22日指定)※
撮影年月日 2011年8月1日
注1)1982年3月8日付けで泗水町教育委員会が設置。ただし、「ふくのもとはちまんぐう」の読みは平凡社「熊本県の地名」による
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注3)2005年3月22日、菊池市に合併。旧行政区は菊池郡泗水町
合志川左岸、泗水孔子温泉の東方に福本八幡宮が鎮座している。
平凡社「熊本県の地名」によれば、嘉元2年(1304)、日置丹後守藤原恒治が玉名郡千田庄(現山鹿市鹿央町千田?)の聖母八幡宮(しょうもはちまんぐう)を勧請したことに始まる古社である。
社殿の左後方(向かって右奥)、境内の端に、1本のクスノキ巨木が立っている。
その外側は道路。八幡宮との境界は石垣になっているので、クスノキも、そちら側の根はすべて切られてしまった。樹冠の半分ほどが道路にかかることもあって、切られた大枝もあるが、全体としてはたくさんの大枝を残していると言ってよさそうだ。樹勢も良好。
社殿側に伸びる根の勢いも凄い。写真に見える石柱を飲み込みそうな勢いだ。
ところで、この石柱には「昭和四十三年」の文字が見える。設置するにあたり、ちょうど根の隙間を見つけて設置したのだろうが、果たしてこの位置に設置しなければならない必然性はあったのだろうか。
もしも根をあまり傷めずに抜くことが出来るのなら、もっとクスノキから離して設置し直されてはいかがだろうか。
※その後、2012年5月22日、「福本聖母八幡宮の大楠」(ふくもとしょうもはちまんぐうのおおくす)の名称で、菊池市から天然記念物指定を受けた。(2015.05.11追記)) |
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