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名称 富久能神社のスダジイ
(ふくのじんじゃのすだじい)
名称の典拠 なし
樹種 スダジイ
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 5.1m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 京都府宮津市小田
〃 3次メッシュコード 5335−11−93
〃 緯度・経度 北緯35度29分48.6秒
東経135度10分11.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2022年5月16日
注1)環境省巨樹データベース(2019年調査)による
府道9号(大江宮津線)で、大手川(おおてがわ)の谷を普甲峠(ふこうとうげ)に向かって遡る。
途中まで一緒に走っていた京都丹後鉄道がトンネルに入って見えなくなるあたり、右手山裾に富久能神社が鎮座する。(鳥居額には富久能神社と日吉神社の名が並記されており、また社殿もちゃんと2棟あったのだが、参道の真っ直ぐ先が富久能神社だったので、便宜上、富久能神社と呼ばせていただく)
参道に向かって右側はモウソウチクの林。左側は、最近、巨木を残して木々が伐採されたようで、少し開けた感じ。そこにスダジイが数本見える。
それらの他に、裏山や竹林内にもスダジイが散在する。
環境省巨樹データベースには、幹囲505cmを筆頭に、全部で5本登録されている。
最大と思われるのが左図の個体。モウソウチクの林内に立っている。
直線的で明色の竹に囲まれて佇む、どっしり黒々とした姿が力強く存在感を示しているのだが、如何せん、これだけしっかり囲まれては日光も奪われがち。地上戦とは別に、地下でも互いの根の間で熾烈な生存競争の最中なのだろう。
残念ながら、少々劣勢のようである。 |
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