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名称 福聚寺の桜 (ふくじゅうじのさくら)
名称の典拠 郡山観光交通「枝垂れ桜 花番付」
樹種 エドヒガン
樹高 8m(注1)
目通り幹囲 3.6m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 福島県田村郡三春町御免町(ごめんまち)
〃 3次メッシュコード 5640−13−29
〃 緯度・経度 北緯37度26分19.1秒
東経140度29分24.3秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2023年4月3日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
三春町役場から直線距離で南西に約300m。両側を谷に挟まれた高台に、臨済宗妙心寺派恵(慧)日山福聚寺がある。芥川賞作家玄侑宗久(げんゆうそうきゅう)氏の生家でもあり、今は住職をお務めになるお寺でもある。
境内の由緒碑によると、正慶元年(1332=元弘2年)の創立で、開基は後の三春城主の先祖田村輝定。開山は大光禅師復庵宗己(ふくあんそうき)大和尚。はじめ現在の郡山市日和田町にあったが、永正元年(1504)に現在地に移った。田村家の菩提寺である。
枝垂れ桜は、境内向かって右手。山門を潜る前から既に見えている。
花色の濃い紅枝垂れで、枝先が長く、大きく下垂するタイプだ。このタイプはとても優美な姿になることが多い。
計算したのかどうか、丘の上に立ち並ぶ杉木立を背景にするとき、いっそう美しさが引き立つ。
巨木としてはそれほど大きくないのだが、上記花番付で東の大関とされているのも肯ける。 |
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