ページタイトル:福田寺のイヌグス サイトのシンボル

画像:福田寺のイヌグス 名称 福田寺のイヌグス (ふくでんじのいぬぐす)
名称の典拠 「新城設楽の大きな木と特色のある森」(注1)
樹種 タブノキ
樹高 10m未満
目通り幹囲 11m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 愛知県北設楽郡設楽町田口字玉ノ木
 
〃 3次メッシュコード 5237−54−15
 
〃 緯度・経度 北緯35度05分52秒
           東経137度34分13秒
愛知県指定天然記念物(1956年5月18日指定)
撮影年月日 2007年12月24日

注1)愛知県公式ホームペ−ジ中の一サイト
注2)「新城設楽の大きな木と特色のある森」より





 イヌグスはタブノキの別名。
 県指定天然記念物であり、かつ11mもあるということで、巨大な姿を想像しながら訪れた。
 場所は、設楽町役場のすぐ近く。「福田寺」の名がついているが、同寺境内になく、役場に向かって反対側。かつては寺域がここまであったのだろう。(※)
 休日だったので、役場の駐車場はがら空き。車を置かせてもらって、タブノキに向かう。
 ところが、ちょっとがっかり。既に大部分が朽ちて、細い幹が2本残っているのみ。
 指定されたのは、今から50年以上も昔である。当時は、現存する2本を両端とする範囲に、大きな幹があったのだろう。それにしても、11mはちょっとオーバーなようだ。(中根洋治著「愛知の巨木」では、全体の根回り9.3mとある)
 もっとも天然記念物たる理由はそれだけでないらしい。こんな大タブが、山深い内陸部にあることも珍しいとのこと。
 葉を見ると、図鑑のものに比べ、幅がかなり広い。住む場所によって変化したのだろうか?

※)その後、町役場は新庁舎に移転。この部分の説明はあてはまらなくなった。(2016.11.05追記)
 
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