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名称 深田のアオ杉 (ふかたのあおすぎ) 名称の典拠 現地の案内板(注1) 樹種 スギ 樹高 不明 目通り幹囲 6.5m(注2) 推定樹齢 600年(注2) 所在地の地名 大分県臼杵市深田字妙見森 〃 3次メッシュコード 4931−56−01 〃 緯度・経度 北緯33度05分26.5秒 東経131度45分56.3秒 臼杵市指定天然記念物(1977年4月1日指定) 撮影年月日 2017年4月5日 注2)うすき巨樹・名木の会の巨樹紹介ページによる 国宝と特別史跡のダブル指定を受けている「臼杵磨崖仏」から東方200mほどに立つ大杉。 案内板に「非常に枝ぶりの良いアオ杉の巨木です」とあった。 アオ杉とは初めて耳にする語である。調べてみると植林用のスギに青杉という品種があるようだが、左図の姿はウラスギの姿である。このような姿になることを予定して植林するとも思えない。一体、アオ杉とはどんな性質を持つスギを指しているのだろうか。 のちに真名野長者となる炭焼小五郎に嫁いだ玉津姫が、簪(かんざし)として髪につけてきたスギの小枝を地に挿し、それが根付いてこの大杉になったという伝説があるらしい。 各地に類例が多く伝わる伝承だが、挿したのが杖や箸でなく簪であるのは、立ち上がってすぐに複数幹に分かれる樹形が影響しているのではないかと思われる。 樹勢の良い大杉である。 磨崖仏見学のついでにご覧になったらいかがだろうか。 |
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