名称　深江町諏訪神社のアコウ 　　　　（ふかえちょうすわじんじゃのあこう） 名称の典拠　なし 樹種　アコウ 樹高　不明 目通り幹囲　５ｍ（注1） 推定樹齢　不明 所在地の地名　長崎県南島原市深江町丁（大木）（注2） 　〃　３次メッシュコード　４９３０−０２−６８ 　〃　緯度・経度　北緯３２度４３分２０秒 　　　　　　　　　　　東経１３０度２１分２１秒 長崎県指定天然記念物（１９８２年７月２２日、「深江町諏訪神社の社叢」の名称で境内林全体を指定） 撮影年月日　２０１５年３月２４日 注1）まったくの目分量 注2）２００６年３月３１日、島原半島南部の８町が合併して南島原市誕生。旧行政区は南高来郡深江町 　深江町に鎮座する諏訪神社の位置は、並走して南下してきた島原街道と「がまだすロード」（どちらも国道２５１号）が一つになる交差点の北１００ｍほどのところ。神社の背後には深江中学校と深江小学校が並んでいるので、学校を目当てにしてもよい。 　県天然記念物に指定されている諏訪神社の社叢は、クスノキ巨木を主体とする森である。そのクスノキを目当てに訪ねたところ、予期せず、こんなアコウに出会うことが出来た。国道側に開く駐車場の縁に立っている。 　石垣に腰掛けるような形。太さは５ｍ前後というところだが、石にへばりつく根が、いかにもアコウらしい。 　なりふり構わぬ「生」への執着が力強く現出しているようで、これがアコウの魅力の一つのように思われる。