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名称 不動丸の大クス (ふどうまるのおおくす)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 クスノキ
樹高 35m(注2)
目通り幹囲 7m(注2)
推定樹齢 700年以上(注2)
所在地の地名 福岡県嘉麻市牛隈(うしくま)(注3)
〃 3次メッシュコード 5030−25−69
〃 緯度・経度 北緯33度33分33.7秒
東経130度44分10.8秒
嘉麻市指定天然記念物(1980年3月8日指定)
撮影年月日 2017年3月31日
注1)嘉麻市教育委員会が設置(設置年月不詳だが、嘉麻市誕生後に設置されたと思われる)。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)上記案内板による
注3)2006年3月27日、1市3町が合併して嘉麻市誕生。旧行政区は嘉穂郡嘉穂町
樹名の不動丸は地名。旧嘉穂町中心部、国道211号と同322号が交差する大隈交差点から211号を北北西に1kmほど走った辺りの右側(山側)。国道からも大クスの樹冠が見える。(脇見運転注意)
案内板によると、大クスの根元には、「上牛隈で行き倒れとなった巡礼者が背負っていたというお不動様が祀られて」いるらしい。そのことが不動丸の地名と何か関係があるのだろうか。
大クスは斜面下部に立っていて、根元の高低差が2mくらいある。上に記した幹囲は、環境省の測定要項通り、高地側で測ったと思われるが、そちらはすぐそばまで野生動物除けの金網フェンスが迫っていて、大クスを見る位置はもっぱら低地側からに限られている。従って、対面した印象ではもっとずっと大きい。野性的で荒々しい樹姿も魅力的だ。
何故こんな立派な大クスが環境省データから漏れてしまったのだろうか。
福岡県在住の方からメールで教えていただいたクスノキである。 |
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